平成28年2月13日(土)9:30~12:30
茅ヶ崎野外自然史博物館、神奈川県公園協会主催の
「茅ケ崎里山公園自然観察会」に参加してきました。
インフルエンザや胃腸炎が流行っていることもあり、
当日は3家庭のみの参加でしたが、たくさんの冬の自然とふれあうことができ、
楽しいひとときを過ごすことできました。
ハラビロカマキリの卵しょうを発見!
※近年、外来種「ムネアカハラビロカマキリ」が県内で拡散傾向にあるとのこと、
平塚市、茅ヶ崎市ではまだ確認されていません。
ムネアカハラビロカマキリが侵入すると、在来種であるハラビロカマキリが
減少してしまう、(見られなくなってしまう)という現象も起きており、
今後の動向が懸念されているそうです。
エノキの根元の落ち葉を捜索すると・・・
越冬中のゴマダラチョウの幼虫を発見!
他にも、越冬中のエサキモンキツノカメムシ(かわいい♥マークがチャーミング)
クロスズメバチの女王蜂も見つかりました。
※ゴマダラチョウも近年減少傾向にあり、外来種「アカボシゴマダラ」の生息域拡大に
関係があるのではと言われています。
クヌギカメムシの卵塊も発見!
稀な種であるようですが、今年は当たり年!?
たくさん見られました!
越冬中のツチイナゴを発見。
同じく成虫越冬のクビキリギスも見つかりました。
春一番が吹き、とても暖かかったので、多くの生き物が活動をしていました。
オオタカ、ノスリ、トビなどの猛禽類をはじめ、鳥類23種、
蝶類(幼虫、空繭など含む)10種など、多くの生き物が観察できました。
茅ヶ崎野外自然史博物館の掲示板に、野外博会員の濱氏が、
当日観察された生き物の一部(写真)を投稿されていますので、是非ご覧ください。
【茅ヶ崎野外自然史博物館 掲示板】
http://yagaihaku.ciao.jp/bbs.html