第1回平塚セミの脱け殻調査in平塚市総合公園
セミの脱け殻判別のレクチャーも含め、
有志の親子を募って総合公園の調査を行いました!
総合公園は、木がまばらな明るい環境、木枝が茂る
薄暗い環境、木の密度が濃いうっそうとした環境
など
多様な環境があり、沢山の種類の脱け殻が見つかりました☆
(脱け殻判別の様子)
第1回平塚市総合公園の調査結果
アブラゼミ♂…751
アブラゼミ♀…509
ミンミンゼミ♂…24
ミンミンゼミ♀…31
ニイニイゼミ…57
クマゼミ♂…9
クマゼミ♀…10
1日の調査を終えて
11年前に行われた平塚市博物館の調査では、
アブラゼミしか記録がありませんでしたが、
今回の調査で4種のセミが生息していることが分かりました。
またクマゼミにおいては、大規模に行った調査にも関わらず、
平塚市内でわずか1つしか見つからなかったかったものが、
1日の調査で19個も見つかりました。
これは、南方系のクマゼミが、地球温暖化の影響で
11年の間に生息範囲が広がってきているということを示します。
平塚市内の各所でも脱け殻を集めることにより、
11年間でどのような変化がみられるのか、楽しみです。