2015年7月26日(土)
講師に茅ヶ崎野外自然史博物館の岸一弘先生、岸しげみ先生をお招きして、平岡幼稚園で親子観察会を行いました。
今日の観察会の内容は、池の調査&夜の生き物観察です。
池の調査
明るいうちに、池(全5つ)と小川の定期調査を実施しました。
【池の調査結果①(園庭池・原っぱ池)】
コガムシ(写真):多数 マメガムシ:1ex. キベリヒラタガムシ:5exs. ヒメアメンボ:多数 コシマゲンゴロウ:1exs. サカマキガイ:3exs. ヒメモノアラガイ:1ex. ユスリカの仲間幼虫:多数 オオシオカラトンボ:幼虫5exs. シオカラトンボ:幼虫1ex. シオカラトンボ属:幼虫13exs. ショウジョウトンボ:幼虫1ex. クロスジギンヤンマ:幼虫1ex. アキアカネ:幼虫死体1ex. イシビルの仲間:1ex.
【池の調査結果②(研修センター池×3つ・小川)】
クロスジギンヤンマ:幼虫3exs. オオシオカラトンボ:幼虫多数 オニヤンマ:幼虫10exs. ガガンボの仲間:幼虫1ex. サワガニ:多数 ヤスマツアメンボ:3exs. ミズムシ:多数
※ライトの準備をしなくてはいけないため、少ししか調査できませんでしたが、
ちゃんと調べればもっと多くの生き物が見つかったと思われます。
ライトトラップ
辺りが少しずつ暗くなってきたので、みんなでライトの準備をしました。
ツバメやアブラコウモリが飛びだし、岸さんが黄昏飛翔についてお話をしてくれました。
ライトトラップは、研修センターに2箇所設置して、
白色灯、蛍光灯、ブラックライトの3種のライトで照らしました。
岸先生のお話によると、それぞれ光の波長が違うので、より多くの生き物が集まるとのことでした。
初めてのお客様はアオドウガネでした。
ニイニイゼミや・・
アブラゼミも集まってきました。セミ類の成虫も走光性があるようです。
アブの仲間も集まって来ました。
【ライトトラップの調査結果】
アリの仲間:多数 ガガンボの仲間2種:各1ex. アブの仲間:1ex. チョウバエの仲間:1ex. ヒゲナガカメムシ:1ex. クサギカメムシ:2exs. カスミカメムシの一種:1ex. ウンカの仲間:幼虫1ex. ヒメトビウンカ:2exs. キジラミの一種:1ex. ヨコバイの仲間:1ex. アブラゼミ:1ex. ニイニイゼミ:1♂ トビケラの仲間:1ex. カゲロウの仲間:2ex. オオクロコガネ:1ex. アオドウガネ:7ex. コフキコガネ:2exs. オオコフキコガネ:1ex. トウキョウヒメハンミョウ:1ex. クビキリギス:若齢幼虫1ex.
その他
アブラゼミの羽化を観察しました。
子どもが見つけた時はまだ脱皮前(幼虫)でしたが、観察会が終わるころには羽化が完了してすっかりセミの形になりました。