台風15号の被害です。
研修センターの木が2本折れました。
(他にも原っぱのユーカリも倒れました…)
この木は、ずっとケヤキだと思っていたのですが、倒れて葉が違うことで、初めて気が付きました。
茅ヶ崎野外自然史博物館様に教えて頂き、
この木が「エノキ」だと判明しました。
エノキはヤマトタマムシの食草です。
この辺りでヤマトタマムシの目撃が多かったのは
この木に集まっていたようです。
丸太にしておくとタマムシ類、カミキリムシ類、
ゾウムシ類、オオキノコムシ類などの発生が
期待できるそうなので、
出来るだけ大きな形でカットして貰いました。
(道路側からしか作業が出来なかった為、大変な作業でした…)
2本目は立ち枯れしていたケヤキです。
道路に傾いていたので、腐って倒れる前に
こちらもカットしました。
大きな形で3本保存することが出来ました。
大きなエノキの木を失ったのは損失ですが、
大きな丸太があることでビオトープとしての
機能が広がったと考えれば、まあ良しでしょうか。
新たな命が沢山育まれることを願います。
茅ヶ崎野外自然史博物館様、色々アドバイス有難うございました。
作業中、倒れた木の枝に止まっていたリスアカネ。
ナツアカネも枯れ枝に集まって来ました。
今年初見です、写真は♂、全部で3匹居ました。
(神奈川県レッドデータブック要注意種です)
他、オオシオカラトンボ1匹、アオモンイトトンボ
1匹見かけました。
オオシオカラは常に7~8匹は居たのに
台風で死んでしまったのでしょうか…