秦野市森林組合(秦野里山ふれあいセンター)へ
シイタケのほだ木作りに行ってきました。
原木を選んでドリルで穴を空けます。
そこにシイタケ菌を培養した駒を打っていきます。
14本作りました。思ったほど簡単で、
2人で1時間もかかりませんでした。
駒打ちは子どもたちでも出来そうな作業です。
作ったほだ木は上記写真のように、研修センターに『仮伏せ』をしました。
入梅の頃に『本伏せ』をして翌年の秋まで原木に菌を蔓延させ、
シイタケが発生するのは来年の秋以降になるとの事でした。
秦野市森林組合が運営しているので、
てっきり県内産の原木だと思っていたのですが、
「山梨県産」の原木だそうです。
放射性物質検査済で、放射性ヨウ素・セシウム共に
『検出せず』とのことです。
発生期間は2~3年だそうなので、
毎年10本位ずつ購入して少しずつ追加更新していこうと思います。
来年は、みんなで駒打ちしたいですね。
【ビオトープでシイタケ作りはNG? 】
ところで、今回のようなシイタケ栽培を行うのは、
ビオトープという考え方的には「NG」です。
今回稙菌したのは、品種改良された『森290号』という品種です。
元々自然界にあるシイタケ菌ではなく、
人工的に品種改良されたものです。
山梨県産の原木、こちらも少々まずいのかも。
本来こちらには居ない生物が混入してしまうかもしれません。
他地域からの移入は、種の地域性や多様性を崩す
可能性があります。
ですが、私たちのまわりでは、このような事はどこでも、
日常的に行われています。
どのように教育に使うか、色々な視点で捉えていく必要があります。