アカネ属がやってきた

研修センターでアカトンボ(アカネ属)が見られる時期がやってきました。

本日確認できた3種類を紹介します。

P1040010ナツアカネ♂(神奈川県レッドデータブック:要注意種)

成熟したオスは、頭から腹部の先まで真っ赤になり、最も綺麗なアカネ類の1種です。

 

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ナツアカネ♀(神奈川県レッドデータブック:要注意種)

オスと比べると赤くないのがわかると思います。アカネ類全般に言えるのですが、メスよりオスの方が赤いのです。アキアカネとの違いは、胸部側面にある3本の縦筋のうち、真ん中の筋が太く断ち切れることで見分けます。

 

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リスアカネ♂(神奈川県レッドデータブック:要注意種)

翅の先に褐色紋があるのが特徴ですが、他にも同紋があるアカネ類がいるため、確実な判別点にはなりません。判別には胸部側面の斑紋を見る必要がありますが、オスは腹部先端の淵が黒くなるので判別が容易です。

 

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アキアカネ♂

オスは成熟しても腹部しか赤くなりませんので、成熟していればナツアカネ♂との判別は容易です。

 

今日は、研修センター、園庭、原っぱの3箇所を回って、リスアカネ1♂、ナツアカネ2♂1♀、アキアカネ6♂、その他のトンボはオオアオイトトンボ2♂、アオモンイトトンボ1♂が確認できました。

平塚市の自然に囲まれた幼稚園 ひらおかようちえん